泉大津市議会 > 2020-02-25 >
02月25日-01号

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  1. 泉大津市議会 2020-02-25
    02月25日-01号


    取得元: 泉大津市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-09
    令和 2年  3月 定例会(第1回)1.令和2年2月25日午前10時泉大津市議会第1回定例会第1日を泉大津市議会議事堂に招集した。1.出席議員は次のとおりである。   1番  村岡 均         2番  溝口 浩   3番  大塚英一         4番  中村与志子   5番  池辺貢三         6番  谷野 司   7番  野田悦子         8番  高橋 登   9番  村田雅利        10番  堀口陽一  11番  林 哲二        12番  丸谷正八郎  13番  中谷 昭        14番  貫野幸治郎  15番  森下 巖        16番  田立恵子1.地方自治法第121条の規定により本会に出席を求め出席したる者は次のとおりである。  市長       南出賢一     副市長      森田雅明  教育長      竹内 悟     総合政策部長   吉田利通  総務部長     重里紀明     健康福祉部長   川口貴子                    兼社会福祉                    事務所長  都市政策部長   朝尾勝次     病院事業管理者  石河 修  市立病院     杉田拓臣     消防長      高寺一徳  事務局長  教育部長     丸山理佳     教育部理事    櫻井大樹                    兼教育政策                    統括監  総合政策部理事  藤原一樹     総合政策部次長  政狩拓哉  兼危機管理監            兼政策推進                    統括監  選・監・公・農  中平美和子    健康福祉部次長  藤原弥栄  委員会事務局            兼健康こども  次長                政策統括監  都市政策部次長  向井秀樹  兼上下水道  統括監1.本会に出席せる議会事務局職員は次のとおりである。  局長       松下 良     次長       丸山美徳  議事調査係長   森杉洋一     書記       北野優子1.本日の議事日程は次のとおりである。  日程第1         会期の決定  日程第2 監査報告第1号 令和元年度現金出納検査結果報告の件  日程第3 監査報告第2号 令和元年度現金出納検査結果報告の件  日程第4 監査報告第3号 令和元年度定期監査結果報告の件  日程第5 報告第1号 専決処分報告の件(令和元年度泉大津市一般会計補正予算の件)  日程第6 報告第2号 平成30年度健全化判断比率報告の件  日程第7 報告第3号 平成30年度資金不足比率報告の件  日程第8 議案第1号 泉大津市附属機関設置条例制定の件  日程第9 議案第2号 泉大津市印鑑登録及び証明に関する条例の一部改正の件  日程第10 議案第3号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正の件  日程第11 議案第4号 議会の職員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正の件  日程第12 議案第5号 泉大津市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正の件  日程第13 議案第6号 泉大津市国民健康保険料条例の一部改正の件  日程第14 議案第7号 泉大津市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正の件  日程第15 議案第8号 本市の区域内にあらたに生じた土地の確認の件  日程第16 議案第9号 町区域の一部変更の件  日程第17 議案第10号 泉大津市総合計画策定の件  日程第18 議案第11号 令和元年度泉大津市一般会計補正予算の件  日程第19 議案第12号 令和元年度泉大津市国民健康保険事業特別会計補正予算の件  日程第20 議案第13号 令和元年度泉大津市介護保険事業特別会計補正予算の件  日程第21 議案第14号 令和元年度泉大津市後期高齢者医療特別会計補正予算の件  日程第22 議案第15号 令和元年度泉大津市下水道事業特別会計補正予算の件  日程第23 議案第16号 令和元年度泉大津市水道事業会計補正予算の件  日程第24 議案第17号 令和元年度泉大津市病院事業会計補正予算の件  日程第25 議会議案第1号 令和2年度予算審査特別委員会設置の件  日程第26 施政方針  日程第27 議案第18号 令和2年度泉大津市一般会計予算の件  日程第28 議案第19号 令和2年度泉大津市土地取得事業特別会計予算の件  日程第29 議案第20号 令和2年度泉大津市国民健康保険事業特別会計予算の件  日程第30 議案第21号 令和2年度泉大津市介護保険事業特別会計予算の件  日程第31 議案第22号 令和2年度泉大津市後期高齢者医療特別会計予算の件  日程第32 議案第23号 令和2年度泉大津市水道事業会計予算の件  日程第33 議案第24号 令和2年度泉大津市下水道事業会計予算の件  日程第34 議案第25号 令和2年度泉大津市病院事業会計予算の件1.本日の会議事件は次のとおりである。          会期の決定  監査報告第1号 令和元年度現金出納検査結果報告の件  監査報告第2号 令和元年度現金出納検査結果報告の件  監査報告第3号 令和元年度定期監査結果報告の件  報告第1号 専決処分報告の件(令和元年度泉大津市一般会計補正予算の件)  報告第2号 平成30年度健全化判断比率報告の件  報告第3号 平成30年度資金不足比率報告の件  議案第1号 泉大津市附属機関設置条例制定の件  議案第2号 泉大津市印鑑登録及び証明に関する条例の一部改正の件  議案第3号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正の件  議案第4号 議会の職員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正の件  議案第5号 泉大津市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正の件  議案第6号 泉大津市国民健康保険料条例の一部改正の件  議案第7号 泉大津市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正の件  議案第8号 本市の区域内にあらたに生じた土地の確認の件  議案第9号 町区域の一部変更の件  議案第10号 泉大津市総合計画策定の件  議案第11号 令和元年度泉大津市一般会計補正予算の件  議案第12号 令和元年度泉大津市国民健康保険事業特別会計補正予算の件  議案第13号 令和元年度泉大津市介護保険事業特別会計補正予算の件  議案第14号 令和元年度泉大津市後期高齢者医療特別会計補正予算の件  議案第15号 令和元年度泉大津市下水道事業特別会計補正予算の件  議案第16号 令和元年度泉大津市水道事業会計補正予算の件  議案第17号 令和元年度泉大津市病院事業会計補正予算の件  議会議案第1号 令和2年度予算審査特別委員会設置の件          施政方針  議案第18号 令和2年度泉大津市一般会計予算の件  議案第19号 令和2年度泉大津市土地取得事業特別会計予算の件  議案第20号 令和2年度泉大津市国民健康保険事業特別会計予算の件  議案第21号 令和2年度泉大津市介護保険事業特別会計予算の件  議案第22号 令和2年度泉大津市後期高齢者医療特別会計予算の件  議案第23号 令和2年度泉大津市水道事業会計予算の件  議案第24号 令和2年度泉大津市下水道事業会計予算の件  議案第25号 令和2年度泉大津市病院事業会計予算の件1.地方自治法第123条第2項の規定による会議録署名議員は次のとおりである。  10番  堀口陽一        11番  林 哲二1.議案付託表は次のとおりである。事件番号事件名付託委員会議案第6号泉大津市国民健康保険料条例の一部改正の件厚生文教委員会     ------------------------------               会議の顛末 △開会      令和2年2月25日午前10時開会 ○議長(池辺貢三) おはようございます。議員各位には、本日招集されました令和2年泉大津市議会第1回定例会にご参集を頂き、厚く御礼を申し上げます。 ただいま全員の出席を頂いておりますので、令和2年泉大津市議会第1回定例会は成立いたしました。よってこれより開会いたします。     ------------------------------ ○議長(池辺貢三) 会議規則第80条の規定により、本日の会議録署名議員を指名いたします。 10番堀口陽一議員、11番林哲二議員、以上のご両名にお願いいたします。     ------------------------------ ○議長(池辺貢三) この際、市長より、市議会招集の挨拶のため発言の申出がありますので、これを許可いたします。南出市長。     (南出賢一市長 登壇) ◎市長(南出賢一) おはようございます。泉大津市議会令和2年第1回定例会の開会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 本日の定例会を招集申し上げましたところ、議員皆様方には何かとご多忙中にもかかわりませずご出席を頂きまして、心より厚くお礼申し上げます。 現在、新型コロナウイルス感染症が日本国内で広がりを見せています。市としましても、市民の皆様や職員に対し、新型コロナウイルス対策として小まめな手洗いやうがい、マスクの着用、せきエチケットの励行、さらには十分な休養を取り免疫力の向上に努めることなどを呼びかけているところです。また職員に対しましては、発熱、せき等疑わしい症状がある場合は、ほかの人にうつさないためにも休むよう周知をしております。 2月19日には、学校及び就学前施設に対し、新型コロナウイルスに関連した感染症対策につきまして啓発をさせていただいたところです。あわせまして、市長メッセージとして、ホームページ、SNS等で市民の皆様に対し、感染症対策についての情報を発信いたしました。また、新型コロナウイルス対策により、各種イベントの中止や延期等について、本市ホームページの新着情報やトピックス欄で随時情報を更新しております。これまで準備に携わってこられた方や楽しみにされていた方も多くいらっしゃると思いますが、市民の皆様の安全と安心を最優先した対応といたしました。どうかご理解とご協力をお願い申し上げます。 議員の皆様方におかれましても既に取り組んでいただいているとは思いますが、市民の皆様に新型コロナウイルス対策をお伝え頂ければと思います。 今後も引き続き、国・府と協力し、新型コロナウイルス感染症に対応してまいります。 さて、本定例会に提案しております案件は、報告としまして専決処分報告の件が1件、平成30年度健全化判断比率報告の件、同資金不足比率報告の件、議案といたしまして条例制定の件が1件、条例の一部改正の件が6件、本市の区域内に新たに生じた土地の確認の件、町区域の一部変更の件、泉大津市総合計画策定の件、また、令和元年度一般会計、特別会計及び事業会計補正予算の件が7件、令和2年度一般会計、特別会計及び事業会計予算の件が8件、以上の28件でございます。 いずれも重要案件ですので、よろしくご審議の上、ご可決、ご承認賜りますようお願い申し上げ、誠に簡単ではございますが、開会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(池辺貢三) 市長の挨拶が終わりました。 議事に入る前に、今般の新型コロナウイルス感染拡大防止のため、本会議中において議場内で常時マスクを着用頂いても結構ですので、お知らせをいたします。 △日程第1 会期の決定 ○議長(池辺貢三) それでは、これより日程表に従い議事に入ります。 日程第1、「会期の決定」を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期につきましては、本日より来る3月19日までの24日間と定めることにご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本定例会の会期は、本日より来る3月19日までの24日間と定めることに決定いたしました。 △日程第2 監査報告第1号 令和元年度現金出納検査結果報告の件 △日程第3 監査報告第2号 令和元年度現金出納検査結果報告の件 △日程第4 監査報告第3号 令和元年度定期監査結果報告の件 ○議長(池辺貢三) 次に、日程第2から日程第4までの監査報告3件は、いずれも監査委員からの現金出納検査及び定期監査の結果報告でありますので、一括議題といたします。 上程3件につきましては、既に議員各位にご送付申し上げておりますように、令和元年度一般会計、特別会計並びに公営企業会計の令和元年11月、12月分のそれぞれ末日現在の出納検査の結果報告と令和元年度定期監査の結果報告であります。つきましては、既にお目通し願っていることと思いますので、これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) ないようでありますので、上程3件は以上をもって終結いたします。 △日程第5 報告第1号 専決処分報告の件(令和元年度泉大津市一般会計補正予算の件) ○議長(池辺貢三) 次に、日程第5、報告第1号「専決処分報告の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。重里総務部長。 ◎総務部長(重里紀明) ただいま議題となりました報告第1号専決処分報告の件につきましてご説明申し上げます。 会議事項の5ページございます。 本件につきましては、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分を行ったもので、同条第3項の規定により市議会にご報告申し上げ、ご承認を求めるものでございます。 本件は、専決第1号として、令和2年1月20日付で令和元年度泉大津市一般会計補正予算、補正(第4号)を専決処分したものでございます。 それでは、9ページの補正予算の内容につきましてご説明申し上げます。 歳入歳出予算の補正でございますが、第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億3,367万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ282億7,667万3,000円としたものでございます。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。 それでは、20、21ページの歳出からご説明申し上げます。 第2款総務費につきましては、1億3,367万円を追加するもので、泉大津市ふるさと応援寄附事業において、寄附金が当初予算における想定額よりも大幅に増える見込みとなったことから、謝礼記念品代や業務委託料等の経費を追加したものでございます。 続きまして、歳入でございますが、18、19ページにお戻り願います。 第17款繰入金につきましては、本補正予算の財源として財政調整基金から1億3,367万円を繰り入れるものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認頂きますようお願い申し上げます。 ○議長(池辺貢三) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。本件、承認いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件、承認することに決定いたしました。 △日程第6 報告第2号 平成30年度健全化判断比率報告の件 △日程第7 報告第3号 平成30年度資金不足比率報告の件 ○議長(池辺貢三) 次に、日程第6、報告第2号「平成30年度健全化判断比率報告の件」及び日程第7、報告第3号「平成30年度資金不足比率報告の件」の2件を一括議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。重里総務部長。 ◎総務部長(重里紀明) ただいま議題となりました報告第2号平成30年度健全化判断比率報告の件並びに報告第3号平成30年度資金不足比率報告の件につきまして、一括してご説明申し上げます。 会議事項の23ページでございます。 本件につきましては、平成30年度健全化判断比率を地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、市議会にご報告申し上げるものでございます。 内容でございますが、実質赤字比率につきましては、一般会計等の平成30年度決算におきまして、実質赤字額がございませんので、比率は表記しておりません。また、連結実質赤字比率につきましても、全会計の連結実質赤字額がございませんので、比率は表記しておりません。実質公債費比率につきましては11.9%、将来負担比率につきましては68.2%となったものでございます。 続きまして、会議事項の25ページでございます。 本件につきましては、平成30年度資金不足比率を地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、市議会にご報告申し上げるものでございます。 内容でございますが、下水道事業特別会計及び水道事業会計におきましては、資金不足がございませんので比率は表記しておりませんが、病院事業会計におきまして8.8%の資金不足となったものでございます。 以上で報告を終わります。何とぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(池辺貢三) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) ないようでありますので、本件は以上をもって終結いたします。 △日程第8 議案第1号 泉大津市附属機関設置条例制定の件 ○議長(池辺貢三) 次に、日程第8、議案第1号「泉大津市附属機関設置条例制定の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。重里総務部長。 ◎総務部長(重里紀明) ただいま議題となりました議案第1号泉大津市附属機関設置条例制定の件につきましてご説明申し上げます。 会議事項の27ページでございます。 本件提案理由といたしましては、これまで要綱等に基づき設置していた委員会のうち、地方自治法第138条の4第3項の要件を満たす委員会について、同項及び第202条の3第1項の規定に基づき、附属機関として位置づけるため、条例を制定するものでございます。 内容につきましては、31ページの条例(案)要綱によりご説明申し上げます。 1、趣旨といたしまして、この条例(案)は、法律もしくはこれに基づく政令または他の条例に定めるもののほか、市が設置する執行機関の附属機関について、地方自治法第138条の4第3項及び第202条の3第1項の規定に基づき、必要な事項を定めるものでございます。第1条関係でございます。 2、設置につきましては、市は次の表に掲げる附属機関を置くものでございます。第2条及び別表関係でございます。 次ページにまいりまして、3、委任といたしまして、この条例(案)に定めるもののほか、附属機関の組織及び運営について必要な事項は、当該附属機関の属する執行機関が定めるものでございます。第3条関係でございます。 4、施行期日につきましては、この条例(案)は、令和2年4月1日から施行するものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認頂きますようお願い申し上げます。 ○議長(池辺貢三) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。高橋議員。 ◆8番(高橋登) ただいまご提案がございました附属機関の設置をする条例について、若干質問をさせていただきたいというふうに思います。 さきの厚生文教委員会協議会の中でも少し質問をさせていただいたわけでありますけれども、改めて今回の提案されました条例制定の重要性について、十分にご認識を頂くと同時に、これからもまだまだ整理をしていかなくてはならない部分もたくさんあろうかというふうに思いますので、そのことも踏まえて若干質問をさせていただきます。 今回の条例の制定につきましては、一般が8本、教育委員会の附属機関に関する部分が2本ということで、10本の条例制定がなされておりますけれども、今回の条例制定によって、今までありました要綱によって設置をされていた部分の整理については自治法上の附属機関に該当する部分がないのかどうか、この部分の精査が既にもう十分されておるのかどうか、このことの確認をさせていただきたいというふうに思います。要するに、要綱で運用されている委員会等々もこれ以上の部分がないのかどうかの確認をひとつさせてください。よろしくお願いします。 ○議長(池辺貢三) 重里総務部長。 ◎総務部長(重里紀明) 今回の条例制定につきましては、議員指摘のとおりでございます。これまで要綱等によって設けられていた審議会等々につきまして一定整理を行うということで、全庁的に照会を行い調査を行ったもので、全て整理されたものというふうに考えてございます。 ○議長(池辺貢三) 高橋議員。 ◆8番(高橋登) ありがとうございます。 この件につきましては、他市でも附属機関の部分で訴訟等々を起こされて違法性がございまして、整理が進んでいるというふうにも聞いております。少なくとも今後、条例によらない附属機関に類する機関等々の精査がまだ私は必要ではないかというふうにも思っておるわけでありますけれども、今後も条例に基づかない附属機関的な、それに類する部分の精査を進めていただきまして、そういった自治法上に問題のないような行政運営をお願いいたしまして、質問を終わります。 ○議長(池辺貢三) 他にございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。 △日程第9 議案第2号 泉大津市印鑑登録及び証明に関する条例の一部改正の件 ○議長(池辺貢三) 次に、日程第9、議案第2号「泉大津市印鑑登録及び証明に関する条例の一部改正の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。重里総務部長。 ◎総務部長(重里紀明) ただいま議題となりました議案第2号泉大津市印鑑登録及び証明に関する条例の一部改正の件につきましてご説明申し上げます。 会議事項の33ページでございます。 本件提案理由といたしましては、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律が公布され、成年被後見人等であることを理由に不当に差別されないよう、成年被後見人等の権利に係る制限が設けられている制度について検討を加え、必要な見直しを行うこと等が定められたことに伴い、印鑑の登録等について所要の改正を行うものでございます。 内容につきましては、36ページの条例(案)要綱によりご説明申し上げます。 1、改正内容といたしまして、(1)印鑑の登録資格の欠格事由である「成年被後見人」を「意思能力を有しない者」に改めるものでございます。第2条第2項関係でございます。 (2)その他所要の規定の整備を行うものでございます。 2、施行期日につきましては、この条例(案)は、公布の日から施行するものでございます。 なお、37、38ページに新旧対照表を掲載しておりますので、ご参照頂きたいと存じます。 以上、誠に簡単ではございますが、説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認頂きますようお願い申し上げます。 ○議長(池辺貢三) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。 △日程第10 議案第3号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正の件 ○議長(池辺貢三) 次に、日程第10、議案第3号「特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正の件」についてを議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。重里総務部長。 ◎総務部長(重里紀明) ただいま議題となりました議案第3号特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正の件につきましてご説明申し上げます。 会議事項の39ページでございます。 本件提案理由といたしましては、泉大津市附属機関設置条例に基づき設置する附属機関の委員及び地方自治法第174条の規定による専門委員の報酬及び費用弁償について定めるとともに、所要の改正を行うものでございます。 内容につきましては、42ページの条例(案)要綱によりご説明申し上げます。 1、改正内容につきましては、(1)として、泉大津市附属機関設置条例に基づき設置する附属機関の委員及び地方自治法第174条の規定による専門委員の報酬及び費用弁償について、次のとおり定めるものでございます。別表関係でございます。 (2)として、既に廃止されている交通災害共済審査会の委員の項を報酬表から削るものでございます。別表関係でございます。 (3)として、その他所要の規定の整備を行うものでございます。 2、施行期日につきましては、この条例(案)は、令和2年4月1日から施行するものでございます。 なお、次ページに新旧対照表を掲載しておりますので、ご参照頂きたいと存じます。 以上、誠に簡単ではございますが、説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認頂きますようお願い申し上げます。 ○議長(池辺貢三) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。 △日程第11 議案第4号 議会の職員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正の件 ○議長(池辺貢三) 次に、日程第11、議案第4号「議会の職員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。吉田総合政策部長。 ◎総合政策部長(吉田利通) ただいま議題となりました議案第4号議会の職員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正の件につきまして説明申し上げます。 会議事項の45ページでございます。 本件提案の理由といたしましては、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律(平成29年法律第29号)の施行により、会計年度任用職員制度が創設されることに伴い、給料を支給されるフルタイム会計年度任用職員の補償基礎額について、常勤職員の公務災害補償の例によることとする規定を新たに整備するため、所要の改正を行うものでございます。 改正の内容につきましては、恐れ入ります、48ページの新旧対照表により説明申し上げます。 現行におきましては報酬を支給される職員に係る規定のみであるところを、給料を支給されるフルタイム会計年度任用職員に係る規定を加えるものでございます。 恐れ入ります。前ページの条例(案)に戻っていただきまして、附則でございますが、第1項といたしまして、この条例(案)は、令和2年4月1日から施行するものでございます。 第2項といたしまして、所要の経過措置を定めるものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認頂きますようお願い申し上げます。 ○議長(池辺貢三) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。 △日程第12 議案第5号 泉大津市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正の件 ○議長(池辺貢三) 次に、日程第12、議案第5号「泉大津市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。吉田総合政策部長。 ◎総合政策部長(吉田利通) ただいま議題となりました議案第5号泉大津市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正の件につきまして説明申し上げます。 会議事項の49ページでございます。 本件提案の理由といたしましては、一般職の職員の給与改定が実施されることに伴い、本市会計年度任用職員の給与につきましても適切な措置を講ずるため、所要の改正を行うものでございます。 制定の内容につきましては、恐れ入ります、55ページの条例(案)要綱により説明申し上げます。 1、給料表の改定につきましては、一般職の職員の給料表の改定に準じて会計年度任用職員の給料表を改定するものであり、その切替えにつきましては、次ページ資料の切替え表のとおり、会計年度任用職員の給料月額を引き上げるものでございます。別表第1関係でございます。 2、施行期日につきましては、この条例(案)は、令和2年4月1日から施行するものでございます。 なお、本件につきましては、職員団体との協議が調っておりますことを報告申し上げます。 以上、誠に簡単ではございますが、説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認頂きますようお願い申し上げます。 ○議長(池辺貢三) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。 △日程第13 議案第6号 泉大津市国民健康保険料条例の一部改正の件 ○議長(池辺貢三) 次に、日程第13、議案第6号「泉大津市国民健康保険料条例の一部改正の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。川口健康福祉部長。 ◎健康福祉部長兼社会福祉事務所長(川口貴子) ただいま議題となりました議案第6号泉大津市国民健康保険料条例の一部改正の件につきましてご説明を申し上げます。 会議事項の57ページでございます。 提案の理由といたしまして、国民健康保険法施行令の一部を改正する政令の公布に伴い、低所得者に対し国民健康保険料を軽減する所得判定基準について所要の改正を行うとともに、大阪府の標準保険料率の改正により、府内の保険料算定のルールに基づき算定された市町村ごとの標準保険料率が示されたことに伴い、基礎賦課限度額並びに一般被保険者に係る基礎賦課額の保険料率、一般被保険者に係る後期高齢者支援金等賦課額の保険料率及び介護納付金賦課額の保険料率について所要の改正を行うものでございます。 内容につきましては、60ページの条例(案)要綱によりご説明を申し上げます。 1、国民健康保険法施行令の一部を改正する政令の公布に伴う改正については、国民健康保険料を軽減する所得判定基準について、次のとおり改めるものでございます。第9条第1項関係でございます。 (1)5割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の算定において、被保険者の数に乗ずべき金額を「28万円」から「28万5,000円」に引き上げるものでございます。 (2)2割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の算定において、被保険者の数に乗ずべき金額を「51万円」から「52万円」に引き上げるものでございます。 2、大阪府の標準保険料率の改正に伴う改正につきましては、(1)基礎賦課限度額について「58万円」から「61万円」に引き上げるものでございます。第5条の5関係でございます。 (2)保険料率につきましては、ア、一般被保険者に係る基礎賦課額の保険料率を次のとおり改めるものでございます。第5条第1項関係でございます。 所得割について、現行「8.28%」を「8.47%」に、均等割について、現行「2万8,722円」を「2万9,975円」に、平等割について、現行「3万738円」を「3万1,633円」に改めるものでございます。 61ページにまいりまして、イ、一般被保険者に係る後期高齢者医療支援金等賦課額の保険料率を次のとおり改めるものでございます。第5条の5の5第1項関係でございます。 所得割について、現行「2.49%」を「2.61%」に、均等割について、現行「8,577円」を「9,076円」に、平等割について、現行「9,179円」を「9,578円」に改めるものでございます。 ウ、介護納付金賦課額の保険料率を次のとおり改めるものでございます。第5条の9第1項関係でございます。 所得割について、現行「2.39%」を「2.54%」に、均等割について、現行「1万7,704円」を「1万8,831円」に改めるものでございます。 3、附則に関する事項につきましては、(1)この条例(案)は、令和2年4月1日から施行するものでございます。 (2)この条例(案)の施行に関し、所要の経過規定を定めるものでございます。 なお、62ページから66ページにかけて新旧対照表を掲載しておりますので、ご参照頂きたいと存じます。 以上で説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認頂けますようお願い申し上げます。 ○議長(池辺貢三) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 本件につきましては、議案付託表のとおり、所管の委員会に審査を付託いたします。 △日程第14 議案第7号 泉大津市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正の件 ○議長(池辺貢三) 次に、日程第14、議案第7号「泉大津市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。丸山教育部長。 ◎教育部長(丸山理佳) ただいま議題となりました議案第7号泉大津市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正の件につきましてご説明申し上げます。 会議事項67ページでございます。 本件提案の理由につきましては、国の基準を参酌して定める本市条例につきまして、今後、国の基準の改正があった場合におきましても、同じ基準に基づき速やかに事務を執り行うことができるよう規定の見直しを図る必要があるため、所要の改正を行うものでございます。 改正内容につきましては、70ページの条例(案)要綱につきましてご説明申し上げます。 1の改正内容につきまして、(1)条例で定める本市の放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準は、国の放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準に定めるとおりとするものでございます。第2条関係でございます。 (2)その他所要の規定の整備を行うものでございます。 次に、2の施行期日でございますが、この条例(案)は、令和2年4月1日から施行するものでございます。 なお、次ページ以降に新旧対照表を掲載しておりますので、ご参照ください。 以上、誠に簡単ではございますが、説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認頂きますようお願い申し上げます。 ○議長(池辺貢三) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。田立議員。 ◆16番(田立恵子) 放課後児童健全育成事業、いわゆる本市では仲よし学級という名前で実施をされております学童保育でありますけれども、2015年の児童福祉法改正で学童保育が初めて法的な位置づけを持ったというふうに理解をしております。その後、昨年の国会で地方分権一括法案の中に含まれて児童福祉法の改正が行われ、国の基準は従うべき基準から参酌するべき基準というふうに緩和されたということであります。 その新しい法がこの4月から施行されるというこの時期に、質問の1点目は、他の自治体においてもこのような同様の条例改正が行われているのかどうか、他の自治体の動向について把握しているところをお示しください。 2つ目でありますけれども、端的に申し上げて、この条例改正の必要性というものがただいまの説明で理解ができません。国の参酌するべき基準が改正をされたときに、それに基づいて速やかに本市の基準を改正して、そして事業実施をしていくということでありますけれども、国の基準というのがどのような形で改正をされるかどうか分かりませんけれども、いずれにしましても、現状より、よい形で基準が向上されるというふうなことがあったとしても、それに従って、例えばあしたから面積基準を大きくしていくだとか、あるいは人の配置を行うだとかということは到底できないわけでありまして、基準に基づいて一定の準備の段階を経て、そしてその条件を整えていくということに当然なろうというふうに思います。 あえて条例改正という手続を経ることなく速やかに事業を実施していくために、ここで定めている現行の条例の全てを削除して国の基準に参酌する基準に倣うという、こういう条例改正をなぜしなければならないのか。そうしなければ事業の円滑な運営ができないという、その理由についてもう少し詳しくご説明ください。 以上です。 ○議長(池辺貢三) 丸山教育部長。 ◎教育部長(丸山理佳) 1点目、他の自治体も同様なのかということのご質問ですが、他の自治体も様々でございまして、本市と同様に条例改正している自治体もございます。 2点目、参酌を速やかにする理由につきましてということでございますが、今までも本条例につきましては数度、一部改正を行ってきております。その改正のほとんどが放課後児童支援員の資格に関する条文の改正でございまして、速やかにこの条例で解釈することによって、資格要件にすぐ対応できるということが大きな理由の一つでございます。 以上でございます。 ○議長(池辺貢三) 田立議員。 ◆16番(田立恵子) 近隣他市の状況につきまして、ちょっと私が聞き合わせたところでは、そんなに数多く聞いているわけではありませんが、このような条例改正というのは出ていないように聞いているんですけれども、大阪府下でどのぐらいの自治体が同様の条例改正を行っているのかどうか、その点について再度お伺いをいたします。 ○議長(池辺貢三) 丸山教育部長。 ◎教育部長(丸山理佳) 申し訳ございません。今現在、ちょっと数のほうは把握しておりません。 以上でございます。 ○議長(池辺貢三) 他にございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これより討論に入ります。討論はありませんか。田立議員。 ◆16番(田立恵子) 本条例案に反対の立場で討論を行います。 そもそも、国の従う基準から参酌するべき基準へと、このような法改正がなされたときに、当事者の中からは大きな不安の声が上がりました。それは、やっと法的に位置づけられた学童保育の中で、例えば指導員の配置、1クラスに2人以上というこの配置が従うべき基準から参酌するべき基準というふうにされることによって、1クラスに1人、しかも無資格の体制でもいいというふうなことになっていくのではないか、そうした不安の声が上がってきたところでございます。そして同時に、参酌するべき基準というふうになったところで、自治体としての判断、そしてその姿勢が一層問われるということにもなってまいります。 そもそも、従うべき基準であったとしても参酌するべき基準であったとしても、自治体が国の基準にさらに上乗せして事業を実施するという自由は本来あるわけでありまして、ですから、先ほどのご説明のように、国の基準がどのように変わろうとも、その下でそれを速やかに適用しなければ本市の事業が実施できないということは全くありません。現行条例の例えば3条の2、最低基準を常に向上させるという努力、第5条の一般原則の中にうたわれた人格の尊重、そしてまた事業実施主体としての評価と公表、6条の非常災害対策など、いずれもこの事業を責任を持って実施していく主体として極めて重要なものだというふうに思っております。 それを、児童福祉法に基づいて、児童の身体的、精神的及び社会的な発達のために必要な生活水準を確保するものでなければならないというこの趣旨に立脚するならば、ただ単にけがをしなければいいとか一定の時間預かっていればいいということではなくて、子供たちの健やかな成長を支える、そういう生活の場としてきちんとした体制を整えていくということを今後も続けていくために、国の参酌するべき基準をまさに参酌しながら自治体としての努力を現行条例に基づいて進めていくべきであるという点から、本条例改正には反対をいたします。 ○議長(池辺貢三) 他にございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。本件、反対のご意見がありますので、起立により採決いたします。本件、原案可決することに賛成の方はご起立願います。     (起立者多数) ○議長(池辺貢三) ありがとうございます。起立多数であります。よって本件、可決することに決定いたしました。 △日程第15 議案第8号 本市の区域内にあらたに生じた土地の確認の件 △日程第16 議案第9号 町区域の一部変更の件 ○議長(池辺貢三) 次に、日程第15、議案第8号「本市の区域内にあらたに生じた土地の確認の件」及び日程第16、議案第9号「町区域の一部変更の件」の2件を一括議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。吉田総合政策部長。 ◎総合政策部長(吉田利通) ただいま議題となりました議案第8号本市の区域内にあらたに生じた土地の確認の件及び議案第9号町区域の一部変更の件につきまして説明申し上げます。 まず、議案第8号につきましては、会議事項の85ページでございます。 本件につきましては、地方自治法の規定によりまして、公有水面の埋立てにより本市の区域内に新たに生じました土地を確認する必要がございますので、提案申し上げるものでございます。 そのご確認を頂く土地につきましては、87ページの別図に記載の斜線部でお示ししている区域でございます。場所といたしましては、泉大津市夕凪町20番地先でございます。面積につきましては6万4,236.80平方メートルでございます。これにより、市域面積は1,362万5,990.40平方メートル、キロに換算いたしまして13.62平方キロメートルとなるものでございます。 また、議案第9号につきましては、会議事項の89ページでございます。 本件につきましては、地方自治法第260条第1項の規定によりまして、先ほどの議案第8号で説明申し上げました区域につきまして、91ページの別図の斜線部でお示しするとおり夕凪町の区域に編入するものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(池辺貢三) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。 △日程第17 議案第10号 泉大津市総合計画策定の件 ○議長(池辺貢三) 次に、日程第17、議案第10号「泉大津市総合計画策定の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。吉田総合政策部長。 ◎総合政策部長(吉田利通) ただいま議題となりました議案第10号泉大津市総合計画策定の件につきまして説明申し上げます。 会議事項の93ページでございます。 第4次泉大津市総合計画後期基本計画を別添のとおり策定するため、泉大津市総合計画条例第4条の規定により市議会の議決を求めるものでございます。 提案理由につきましては、平成27年に策定いたしました第4次泉大津市総合計画の中間見直しを図り、後期基本計画を策定するに当たり、市議会の議決を求める必要がある。これがこの案を提出する理由でございます。 初めに、第4次泉大津市総合計画後期基本計画の策定までの経緯についてでございます。 第4次泉大津市総合計画は、基本構想と基本計画で構成し、計画期間を平成27年度から令和6年度の10年間としていますが、基本計画は、社会経済情勢の変化等を踏まえ、中間年度の令和2年度までに必要な見直しを行うものでございます。そのため、社会経済情勢の変化を踏まえ、本市を取り巻く環境や課題を整理するとともに、前期基本計画等の評価や検証を行いまちの将来像の実現に向けた必要な見直しを図り、第4次総合計画後期基本計画を策定するものでございます。 なお、後期基本計画の策定に当たりましては、現行計画を策定した際の経緯を踏まえ、基本構想及び既存基本計画の継承を基本とし、必要な見直しを行うものでございます。 また、策定過程につきましては、部長級職員を中心といたしました策定委員会を8回、課長級職員を中心といたしました策定専門部会を3回、総合計画審議会を3回開催、また、市民アンケート及びパブリックコメントを実施してきたものでございます。 次に、7つの政策ごとの主な修正点につきまして、別添資料に基づき説明申し上げます。 9から19ページにかけまして、第1節「力を合わせて市民の笑顔があふれるまちづくり」におきましては、がんばろう基金の積極的な活用、人権三法を踏まえた内容等について追記し、また、インバウンド等の増加、グローバル化を踏まえて内容を修正したものでございます。 次に、21から29ページ、第2節「学びあうひとづくり 彩りあるまちづくり」では、小中一貫教育やコミュニティスクール等の取組や読書活動の推進等を記載したものでございます。 次に、31から41ページにかけまして、第3節「誰もがすこやかにいきいきと暮らせるまちづくり」では、地域共生社会実現の必要性や、あしゆび・体幹を鍛える取組などを通じた身体能力の向上等について記載したものでございます。 次に、43から49ページにかけまして、第4節「安全で心やすらぐまちづくり」におきましては、平成30年台風第21号等の過去の災害経験を生かすことや、青色防犯パトロールが多様化していること、また、環境や社会に配慮した消費行動等について記載したものでございます。 次に、51から63ページ、第5節「コンパクトで居心地のよいまちづくり」では、空き家の住宅市場への流通や活用の支援や、公園の機能の集約、機能の再配置、機能の転換等について記載したものでございます。 次に、65から73ページ、第6節「誇れる・選ばれる・集えるまちづくり」につきましては、起業・創業支援、キャッシュレス化への適応等について記載したものでございます。 最後に、75から83ページにかけまして、第7節「健全な行財政と都市経営に基づく市民サービス」におきましては、ICTを活用した業務の効率化等の取組を記載したものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。何とぞよろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(池辺貢三) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。 △日程第18 議案第11号 令和元年度泉大津市一般会計補正予算の件 ○議長(池辺貢三) 次に、日程第18、議案第11号「令和元年度泉大津市一般会計補正予算の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。重里総務部長。 ◎総務部長(重里紀明) ただいま議題となりました議案第11号令和元年度泉大津市一般会計補正予算の件につきましてご説明申し上げます。 会議事項の97ページでございます。 本件は補正(第5号)でございまして、歳入歳出予算の補正でございますが、第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ264万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ282億7,931万9,000円とするものでございます。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。 なお、第2条、繰越明許費及び第3条、地方債補正につきましては、後ほどご説明申し上げます。 それでは、120、121ページの歳出から、主な内容につきましてご説明申し上げます。 第1款議会費につきましては、156万6,000円を減額するもので、議会人件費における改選に伴う期末手当の減額が主なものでございます。 第2款総務費につきましては、8,690万9,000円を追加するもので、第1項総務管理費、第1目一般管理費は、庁内ラン整備事業における通信運搬費等の不用額による減額、122、123ページにまいりまして、庁舎維持管理事業は、宿日直警備業務委託料等の事業費の確定に伴う減額、第22目財政調整基金費は、本補正予算の財源調整による積立金の追加、第3項徴税費は、課税事務業務委託料等の減額、124、125ページにまいりまして、第4項戸籍住民登録費は、臨時職員賃金の減額及び地方公共団体情報システム機構への負担金の追加、第5項選挙費では、128、129ページにわたっておりますが、大阪府議会議員選挙費、泉大津市議会議員選挙費、参議院議員通常選挙費及び大阪府知事選挙費、それぞれの事業費の確定による減額でございます。 130、131ページにまいりまして、第3款民生費につきましては、7,578万4,000円を追加するもので、第1項社会福祉費、第1目社会福祉総務費は、ふれあいバス運行事業における契約金額確定による減額、泉州5市1町広域事業者指導事業は、人事異動による人件費等の追加、生活困窮者自立支援事業は、住宅確保給付金の減額、第3目老人福祉費は、後期高齢者医療事業における広域連合への負担金の追加、第4目老人医療助成費は、助成対象医療費の減額、第8目障がい者福祉費は、特別障がい者手当等の減額及び重度障がい者医療費の追加、第9目障がい者総合支援費は、障がい者総合支援給付費の追加、132、133ページにまいりまして、第2項児童福祉費、第1目児童福祉総務費は、他市施設利用者の見込数の増や市内民間認定こども園における加算項目の追加による施設型給付費の追加、第2目児童措置費及び第3目母子福祉費は、支給対象見込数の減による児童手当、児童扶養手当の減額、第6目子ども医療助成費は、助成対象医療費の増に伴う追加、第3項生活保護費は、制度改正に伴うプログラム変更委託料の追加、134、135ページにまいりまして、第6項国民健康保険事業費は、基盤安定負担金の確定等に伴う繰出金の追加でございます。 第4款衛生費につきましては、6,464万9,000円を減額するもので、第1項保健衛生費、第2目予防費は、予防接種委託料等の追加、第2項清掃費、第1目清掃総務費は、泉北環境整備施設組合負担金の減額でございます。 136、137ページにまいりまして、第6款商工費につきましては、7,626万円を減額するもので、プレミアム付商品券事業費の減額でございます。 138、139ページにまいりまして、第7款土木費につきましては、1億3,420万7,000円を減額するもので、第2項道路橋りょう費、第6目道路新設改良費は、小松町4号線道路改良事業に係る工事設計委託料の減額、第4項都市計画費、第1目都市計画総務費は、事業費の確定による委託料の減額、第3目街路事業費は、泉大津駅西地区周辺整備事業における用地購入費及び補償費等の減額、140、141ページにまいりまして、第5目緑化推進費は、ごみ処分手数料及び薬剤散布委託料の減額、第5項下水道事業費は、都市下水路に係る泉北環境整備施設組合負担金の減額、142、143ページにまいりまして、第8款消防費につきましては、168万円を減額するもので、消防車両購入費の確定による減額が主なものでございます。 第9款教育費につきましては、1億6,605万1,000円を追加するもので、第1項教育総務費、第3目教育支援センター費は、小・中学校全11校への高速大容量通信のネットワーク設置に伴う工事費の追加、第4目教育指導費は、中学校教育振興事業における教師用指導書等の需用費の減額、第5目支援教育費は、介助員配置事業における臨時職員賃金等の減額、144、145ページにまいりまして、第2項小学校費は、小学校給食調理業務委託料の減額及び児童用のタブレット等端末整備を計画的に進めるための備品購入費の追加、第3項中学校費、第1目学校管理費は、小学校と同様、生徒用のタブレット等端末整備を計画的に進めるための備品購入費の追加及び中学校給食調理業務委託料の減額、第2目教育振興費は、認定者数の増による中学校就学援助費の追加、第5項社会教育費、第9目留守家庭児童会費は、臨時職員賃金等の減額、146、147ページにまいりまして、第6項保健体育費は、児童等健康管理事業の事業費確定に伴う減額でございます。 第10款公債費につきましては、前年度地方債の発行額の確定等に伴い、4,773万6,000円を減額するものでございます。 続きまして、歳入でございますが、110、111ページにお戻り頂きたいと思います。 第13款国庫支出金につきましては、1,827万4,000円を減額するもので、第1項国庫負担金は、自立支援医療費負担金及び障がい者総合支援負担金の追加、児童扶養手当負担金及び児童手当負担金の減額、施設型給付費負担金及び国民健康保険基盤安定負担金の追加、第2項国庫補助金は、プレミアム付商品券事業に係る補助金の減額、社会資本整備総合交付金の減額、112、113ページにまいりまして、GIGAスクールネットワーク構築補助金及び教育用パソコン整備補助金の追加、第3項委託金は、参議院議員通常選挙委託金を減額するものでございます。 第14款府支出金につきましては、3,572万5,000円を追加するもので、第1項府負担金は、自立支援医療費負担金及び障がい者総合支援負担金の追加、児童手当負担金の減額、114、115ページにまいりまして、施設型給付費負担金及び国民健康保険基盤安定負担金の追加、第2項府補助金は、重度障がい者医療費等助成事業補助金の追加、老人医療費等助成事業補助金の減額、施設型給付費補助金の追加、第3項委託金は、大阪府議会議員選挙及び大阪府知事選挙委託金を減額するものでございます。 116、117ページにまいりまして、第15款財産収入は、47万5,000円を追加するもので、各種基金の利子収入を追加するものでございます。 第17款繰入金は、3,609万4,000円を追加するもので、介護保険事業特別会計繰入金を追加するものでございます。 118、119ページにまいりまして、第19款諸収入は、2万6,000円を追加するもので、預金利子収入を追加するものでございます。 第20款市債につきましては、5,140万円を減額するもので、街路整備事事業債、公園整備事業債、道路整備事業債及び消防施設整備事業債の減額、小学校整備事業債及び中学校整備事業債の追加、新図書館整備事業債を減額するものでございます。 続きまして、102ページにお戻り頂きたいと存じます。 第2表繰越明許費でございますが、第7款土木費では泉大津駅西地区周辺整備事業及び公園施設整備事業、第9款教育費では情報環境整備事業、小学校教材整備事業、中学校教材整備事業及び新図書館整備事業につきまして、事業の実施期間等を勘案し、それぞれ記載の金額を上限として翌年度に繰り越すものでございます。 次に、103ページにまいりまして、第3表地方債補正でございますが、歳入でご説明申し上げましたように、起債発行額を5,140万円減額することに伴い限度額の変更が生じましたので、補正後の限度額を15億7,047万1,000円と定めるものでございます。 以上で説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認頂きますようお願い申し上げます。 ○議長(池辺貢三) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。田立議員。 ◆16番(田立恵子) 歳出の137ページ、商工費、プレミアム付商品券事業、そして歳入では111ページの国庫補助金、総務管理費補助金として同額、7,626万円の減額補正でございます。このプレミアム付商品券事業について、確認の意味でお尋ねをさせていただきたいと思います。 当初予算では、事業費として1億500万円、事務費として4,131万3,000円、合計1億4,631万3,000円ということの計上であったと思います。この事務費につきまして、昨年の6月補正で事務費の部分で2,626万3,000円の増額補正を行い、さらに今回の今上程されている補正予算案で、事務費の部分で1,326万円の減額ということでございます。事業費につきましては、当初予算の1億500万円から今回6,300万円の大幅な減額ということでございます。 そこで、補正後の予算現額としては、事業費は4,200万円、事務費については5,431万6,000円、合計は9,631万6,000円ということでよろしいかという点の確認が一つでございます。 そして、改めてこの事業費というのは、いわゆるプレミアムとして最大で5,000円、子育て世代と低所得者ということで、商品券の購入によっての部分として給付される、そのトータル、要するに市民の手元に渡るそういうもののトータルが事業費、そしてその事業に伴う事務的経費が事務費と、経費ですね、いわゆる。そういう理解でよろしいのかどうか、お尋ねをさせていただきます。
    ○議長(池辺貢三) 答弁願います。吉田総合政策部長。 ◎総合政策部長(吉田利通) 今、事細かに事業費、事務費、それぞれについての経緯を議員からお示し頂いたところであります。 恐れ入りますが、細かく全て数字を置いたわけでありませんので、確たることはちょっと今答弁しにくいところなんですけれども、おっしゃいましたような経過で当初予算に計上から6月補正で一旦増額の補正をさせていただいた上で、今般、最終の執行の見込みの状況ということで減額した経緯ということにつきましては、間違いございません。 また、事業費の性格、事務費の性格、それぞれの歳出予算の支出の性格というものにつきましても、議員からお示し頂いたとおりでございます。 以上でございます。 ○議長(池辺貢三) 田立議員。 ◆16番(田立恵子) 補正につきましては、昨年の6月、そして今回でありますので、その数字を置きますと先ほど私が申し上げたような数字になりまして、合計9,631万6,000円ということだろうと思います。 当初より、地域における消費の喚起であるとか地域経済の活性化という、そういう効果があるものというふうにご説明頂いておりましたけれども、果たしてそうだろうかという疑問を抱いておりまして、よく分からない事業にかける行政の経費と手間があまりにも大きいのではないかというふうに感じておりました。そしてその結果、今回、合計の事業費、プレミアム付商品券事業に関わる9,631万6,000円の半分以上が事務的経費であるというふうな結果になったんだろうというふうに思います。 消費税増税という家計消費を一層冷え込ませる、この道を突き進んで、その緩和策として低所得者と子育て世帯のうちの一部を対象に1人最大5,000円のお得をばらまいたプレミアム付商品券事業でありますが、地域経済の活性化策としても市民の暮らしを応援する施策としても、極めて費用対効果の少ない愚策であったというふうに言わなければならないのではないかと思います。 例えば、2014年に臨時福祉給付金3億円、子育て特例給付金1億円、約でありますけれども、トータル4億円の、これは給付金でありますので、ほとんどが市民に手渡された。それにかかった経費が合計で約7,000万円でありました。今回、4,200万円の市民に対するいわゆるプレミアム、これを給付するに当たっての経費のほうがむしろかかっているというこういう状況を見たときに、全額国庫負担とはいえ、元はと言えば私たちの税金でありますので、効果検証の上に教訓としていかなければならないというふうに考えております。 全額が国庫負担だから入って、そしてそれが出ていくということで、市の懐は全く痛まないかといえば、私はそうではなくて、この事業に係る例えば正職員の皆さんの一定の労力ということもあったというふうに思いますし、もう少し職員の皆さんの知恵を使っていただくならば、地域経済の活性化、そしてまた市民の暮らし応援、もっと、これだけのトータルで1億円近い事業費でありますから、仕事ができるに違いないというふうに思いまして、こうしたことが今後繰り返されることのないように、ぜひ国に対しても提言していただきたいというふうに思います。 以上です。 ○議長(池辺貢三) 他に。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。 △日程第19 議案第12号 令和元年度泉大津市国民健康保険事業特別会計補正予算の件 ○議長(池辺貢三) 次に、日程第19、議案第12号「令和元年度泉大津市国民健康保険事業特別会計補正予算の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。川口健康福祉部長。 ◎健康福祉部長兼社会福祉事務所長(川口貴子) ただいま議題となりました議案第12号令和元年度泉大津市国民健康保険事業特別会計補正予算の件につきましてご説明申し上げます。 会議事項の155ページをご覧ください。 今回の補正は第2号でございまして、第1条に掲げておりますように、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億8,095万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ85億6,549万9,000円とするものでございます。 第2項としまして、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。 それでは、まず歳出からご説明を申し上げます。 168、169ページをご覧ください。 第3款国民健康保険事業費納付金につきましては、財源内訳を変更するものでございます。 170、171ページをご覧願います。 第5款基金積立金は、国民健康保険事業財政調整基金積立金として7,904万2,000円を追加するものでございます。 第7款諸支出金は、1億190万8,000円を追加するものでございまして、第2項償還金及び還付加算金、第1目一般被保険者保険料還付金では、過年度に納付された保険料で減額更正により還付することとなった保険料の還付金が不足する見込みから80万円を追加、第3目償還金では、過年度に交付を受けた国及び大阪府からの交付金が過大であったため、1億110万8,000円の返還金を追加するものでございます。 続きまして、歳入についてご説明申し上げます。 164、165ページにお戻り頂きたいと存じます。 第3款府支出金につきましては、老人医療費、障害者医療費及びひとり親家庭医療費助成により療養給付費負担金が減額されることに対して大阪府が2分の1を交付することから、交付見込額949万8,000円を追加するものでございます。 第4款繰入金につきましては、3,176万9,000円を追加するもので、第1項他会計繰入金につきましては、国及び大阪府の保険基盤安定負担金の確定による追加、また、その他繰入金につきまして、大阪府が削減すべきとしている法定外繰入金については年次的に削減することとしており、令和元年度削減額として3,390万7,000円を減額するものでございます。 166、167ページにまいりまして、第6款繰越金につきましては、前年度繰越金としまして1億3,968万2,000円を追加するものでございます。 第8款財産収入は、基金から生ずる利子収入1,000円を見込んだものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、令和元年度泉大津市国民健康保険事業特別会計補正予算、補正第2号につきまして説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認頂きますようお願い申し上げます。 ○議長(池辺貢三) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。 △日程第20 議案第13号 令和元年度泉大津市介護保険事業特別会計補正予算の件 ○議長(池辺貢三) 次に、日程第20、議案第13号「令和元年度泉大津市介護保険事業特別会計補正予算の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。川口健康福祉部長。 ◎健康福祉部長兼社会福祉事務所長(川口貴子) ただいま議題となりました議案第13号令和元年度泉大津市介護保険事業特別会計補正予算の件につきましてご説明を申し上げます。 会議事項の175ページでございます。 今回の補正は第4号でございまして、第1条に上げておりますように、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,609万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ56億3,204万6,000円とするものでございます。 第2項としまして、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。 それでは、歳出からご説明を申し上げます。 186、187ページをご覧ください。 第6款諸支出金につきましては、第2項繰出金、第1目一般会計繰出金につきましては、前年度精算分として3,609万4,000円を追加するものでございます。 次に、歳入につきましてご説明を申し上げます。 184、185ページでございます。 第6款繰入金につきましては、第2項基金繰入金は、介護給付費準備基金繰入金として3,609万4,000円を追加するものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、令和元年度泉大津市介護保険事業特別会計補正予算、補正第4号につきましての説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認頂きますようお願い申し上げます。 ○議長(池辺貢三) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。 △日程第21 議案第14号 令和元年度泉大津市後期高齢者医療特別会計補正予算の件 ○議長(池辺貢三) 次に、日程第21、議案第14号「令和元年度泉大津市後期高齢者医療特別会計補正予算の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。川口健康福祉部長。 ◎健康福祉部長兼社会福祉事務所長(川口貴子) ただいま議題となりました議案第14号令和元年度泉大津市後期高齢者医療特別会計補正予算の件につきましてご説明申し上げます。 会議事項の191ページをご覧ください。 今回の補正は第2号でございまして、第1条に掲げておりますように、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9億2,724万6,000円とするものでございます。 第2項としまして、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。 それでは、内容につきましてご説明申し上げます。 まず、歳出からご説明申し上げます。 会議事項の202、203ページをご覧ください。 第1款総務費につきましては、9万5,000円を追加するもので、保険料徴収事業における通信運搬費の追加でございます。 続きまして、歳入についてご説明申し上げます。 200、201ページでございます。 第2款繰入金の9万5,000円につきましては、歳出でご説明いたしました通信運搬費に対する財源として一般会計から繰り入れるものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、令和元年度泉大津市後期高齢者医療特別会計補正予算、補正第2号につきまして説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認頂きますようお願い申し上げます。 ○議長(池辺貢三) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。 △日程第22 議案第15号 令和元年度泉大津市下水道事業特別会計補正予算の件 ○議長(池辺貢三) 次に、日程第22、議案第15号「令和元年度泉大津市下水道事業特別会計補正予算の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。向井上下水道統括監。 ◎都市政策部次長兼上下水道統括監(向井秀樹) ただいま議題となりました議案第15号令和元年度泉大津市下水道事業特別会計補正予算の件につきましてご説明申し上げます。 会議事項の207ページをご覧願います。 本件は、補正第2号でございます。 第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ6,006万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ42億3,118万5,000円とするものでございます。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。 第2条、繰越明許費及び第3条、地方債の補正につきましては、後ほどご説明申し上げます。 それでは、222、223ページの歳出からご説明いたします。 第1款総務費につきましては、642万2,000円を増額するものでございます。第1項総務管理費、第1目一般管理費、事業別区分1人件費につきましては、人事異動に伴い給与、手当等の人件費94万8,000円を増額、同区分2一般事務事業では、消費税及び地方消費税の額の確定に伴い547万4,000円を増額するものでございます。なお、以降の人件費につきましても、同様の理由により、説明は省略させていただきます。 第2款事業費、第1項下水道事業費、第1目管渠事業費、事業別区分2管渠事業につきましては、実施設計委託料等の額の確定に伴い減額するものでございます。 次に、歳入でございます。 恐れ入りますが、218ページにお戻り願います。 第3款国庫支出金、第1項国庫補助金、第1目下水道事業費国庫補助金につきましては、国の交付金の額の確定に伴い減額するものでございます。 第5款繰入金、第2項基金繰入金、第1目下水道基金繰入金につきましては、財源調整として減額するものでございます。 第6款諸収入、第4項雑入、第1目雑入につきましては、堺泉北港汐見沖地区における事業費の確定に伴い、大阪府港湾局からの開発負担金を減額するものでございます。 第7款市債、第1項市債、第1目下水道債につきましては、起債対象事業の170万円を減額するものでございます。 続きまして、繰越明許費についてご説明いたします。 恐れ入りますが、210ページにお戻り願います。 第2表繰越明許費でございます。第2款事業費、第1項下水道事業費、管渠事業につきまして、管渠布設工事について2,432万円を限度とし、ポンプ場更新事業につきましては、ポンプ場更新工事について1億8,745万2,000円を限度額とし、翌年度に繰り越すものでございます。 続きまして、211ページに移っていただきまして、地方債補正についてご説明いたします。 第3表地方債補正でございます。歳入でご説明いたしましたが、市債を減額したことに伴い、起債発行限度額を170万円減額するものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認頂きますようお願い申し上げます。 ○議長(池辺貢三) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。 △日程第23 議案第16号 令和元年度泉大津市水道事業会計補正予算の件 ○議長(池辺貢三) 次に、日程第23、議案第16号「令和元年度泉大津市水道事業会計補正予算の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。向井上下水道統括監。 ◎都市政策部次長兼上下水道統括監(向井秀樹) ただいま議題となりました議案第16号令和元年度泉大津市水道事業会計補正予算の件につきましてご説明申し上げます。 会議事項の231ページをご覧願います。 今回の補正は、第1条で定めておりますように補正予算(第1号)でございます。 それでは、内容につきましてご説明いたします。 恐れ入りますが、236、237ページをご覧願います。 資本的収入の第1款資本的収入につきましては、3,700万円を減額し、1億4,261万3,000円とするものでございます。内容としましては、第2項工事負担金、第1目工事負担金で3,700万円を減額するもので、配水管布設替工事等の減によるものでございます。 次に、資本的支出、第1款資本的支出につきましては、5,500万円を減額し、5億6,429万9,000円とするものでございます。内容としましては、第1項建設改良費、第7目堺泉北港水道施設費の500万円の減及び第8目配水管整備費の5,000万円の減、設計業務委託料及び配水管布設替に係る工事費の減によるものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、説明を終わります。何とぞよろしくご審議の上、ご承認頂きますようお願い申し上げます。 ○議長(池辺貢三) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。 △日程第24 議案第17号 令和元年度泉大津市病院事業会計補正予算の件 ○議長(池辺貢三) 次に、日程第24、議案第17号「令和元年度泉大津市病院事業会計補正予算の件」を議題といたします。 直ちに理事者の説明を求めます。杉田市立病院事務局長。 ◎市立病院事務局長(杉田拓臣) ただいま議題となりました議案第17号令和元年度泉大津市病院事業会計補正予算の件につきましてご説明申し上げます。 会議事項の241ページをご覧ください。 元号を改める政令の施行に伴い、「平成31年度泉大津市病院事業会計予算」の名称を「令和元年度泉大津市病院事業会計予算」とし、元号による年表示についても「令和」に読み替えるものといたします。 今回の補正は、第1条で定めておりますように第1号でございます。 第2条では、予算第3条の収益的支出の予定額を補正するものでございます。 また、第3条では、予算第4条の資本的収入の予定額を補正するものでございます。 第4条では、予算第8条の職員給与費を「32億9,609万2,000円」から「32億5,609万2,000円」とするものでございます。 それでは、その内容につきましてご説明申し上げます。 250、251ページをご覧ください。 収益的支出につきまして、第1款病院事業費用、第1項医業費用、第1目給与費では4,000万円を削減し、同じく、第2目材料費では4,000万円の増額とするものでございます。内容といたしましては、時間外勤務手当の減や非常勤嘱託員の採用の見直しによる報酬の減と、一方、高額薬剤の使用量増に伴い薬品費の増となるものでございます。 続きまして、資本的収入につきましてご説明申し上げます。 252、253ページをご覧ください。 第1款資本的収入、第4項諸収入、第3目その他収入におきまして、202万3,000円を増額するものでございます。内容につきましては、平成30年9月に発生しました台風21号による建物被害に対する建物損害共済金の受入れに伴い、202万3,000円を追加するものでございます。 以上、誠に簡単ではございますが、説明を終わります。よろしくご審議の上、ご承認頂きますようお願い申し上げます。 ○議長(池辺貢三) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) ないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件、委員会付託審査を省略いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件は委員会付託審査を省略し、これより討論に入ります。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) ないようでありますので、討論を終結いたします。 これより採決いたします。本件、原案可決いたしましてご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本件、可決することに決定いたしました。 △日程第25 議会議案第1号 令和2年度予算審査特別委員会設置の件 ○議長(池辺貢三) 次に、日程第25、議会議案第1号「令和2年度予算審査特別委員会設置の件」を議題といたします。 本件につきましては、既にご協議を頂いておりますので、特別委員会を設置することとし、定数については9名と定めたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって特別委員会は設置することに決定いたしました。 なお、委員につきましては、私よりご指名申し上げます。 貫野幸治郎議員、高橋登議員、野田悦子議員、林哲二議員、堀口陽一議員、溝口浩議員、村岡均議員、村田雅利議員、森下巖議員、以上9名の方々を委員として選任いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって委員には、ただいまご指名申し上げました方々を選任することに決定いたしました。 △日程第26 施政方針 △日程第27 議案第18号 令和2年度泉大津市一般会計予算の件 △日程第28 議案第19号 令和2年度泉大津市土地取得事業特別会計予算の件 △日程第29 議案第20号 令和2年度泉大津市国民健康保険事業特別会計予算の件 △日程第30 議案第21号 令和2年度泉大津市介護保険事業特別会計予算の件 △日程第31 議案第22号 令和2年度泉大津市後期高齢者医療特別会計予算の件 △日程第32 議案第23号 令和2年度泉大津市水道事業会計予算の件 △日程第33 議案第24号 令和2年度泉大津市下水道事業会計予算の件 △日程第34 議案第25号 令和2年度泉大津市病院事業会計予算の件 ○議長(池辺貢三) 次に、日程第26、「施政方針」並びに日程第27、議案第18号「令和2年度泉大津市一般会計予算の件」から日程第34、議案第25号「令和2年度泉大津市病院事業会計予算の件」までの令和2年度当初予算議案8件を一括議題といたします。 市長より、令和2年度当初予算編成に当たっての施政方針をお受けいたします。南出市長。     (南出賢一市長 登壇) ◎市長(南出賢一) 令和2年泉大津市議会第1回定例会の貴重なお時間を頂き、令和2年度の市政運営の基本方針を申し述べる機会を頂きましたことに対し、感謝申し上げますとともに、議員各位並びに市民の皆様にご理解とご協力を賜りたいと存じます。 「未来のあたりまえを創る」。 「子どもから高齢者まで、何歳であっても、何歳になっても、元気に楽しく暮らしたい」「子どもたちの能力を伸ばし、可能性を開花させる教育を受けさせたい」「安心・安全で便利なまちで暮らしたい」「自然とふれあい、感じながら暮らしたい」、そうした市民の皆さんの願いは、いつの時代も変わることはありません。私が市長に就任してからの3年間も、その願いに応えるべく邁進してきました。 しかし、この僅か3年の間にも、私たちが過去に経験したことのないような困難に遭遇しました。全国的に甚大な自然災害が頻発し、本市において記憶に新しいのは2018年9月4日に襲来した台風第21号です。世界各地でも異常気象が起こり、2019年9月から多発し現在まで続いてきたオーストラリアの森林火災では、10億以上もの貴い動物の生命が失われました。そして現在、新型コロナウイルスが我々の目の前に新たな脅威として現れています。 少子高齢化と2040年問題、加速するグローバル化、進化するAIや第5世代移動通信システム(5G)など、社会の前提や環境が激変し、変革が迫られる明確な課題もあれば、これから先、また別の大きな脅威が現れる可能性は十分にあると考えます。しかし、たとえ困難があったとしても乗り越え、市民の皆さんの幸せな暮らしを守ることが私の最大の使命です。 そのためには、変化しなければなりません。いつの時代も変わらない幸せな暮らしを守るためには、社会の変化に応じて本市にも変化が求められます。 その中で、本市は今、「未来のあたりまえ創り」を進めています。 「未来のあたりまえ」とは、人口減少、少子高齢化、進化するIT技術、加速するグローバル化など、社会の変化に対応した新しい行政サービスをつくり、それらが私たちの生活の中で当たり前に存在していくことです。そのために、泉大津から日本全国の共通課題の解決モデル事業を官民連携、市民共創で実現することを戦略として、泉大津の優位な立地や特性を生かしたネットワークづくりや様々な取組の推進に、この3年間、心血を注ぎ育んできました。多様な主体が力を合わせ、共に協力し合えば、市民の課題解決の選択肢を増やし、泉大津の可能性を最大限発揮することが可能であると強く実感しています。 2025年の大阪・関西万博までの前向きな機運であるまさに今が、これからの時代への対応に必要な変革を起こすチャンスの時期であります。 構想から始動へ。市民の皆さんの暮らしの中でその存在がなくてはならない「未来のあたりまえ」の実現に向け、令和2年度も10年先も100年先も持続可能なまちづくりに全身全霊で邁進してまいります。 それでは、令和2年度の主要事業を、第4次泉大津市総合計画の基本計画に掲げます7つの政策分野に沿ってご説明いたします。 1点目、「力を合わせて市民の笑顔があふれるまちづくり」についてでございます。 増加する外国人観光客、街中にあふれる多言語表記の標識や看板、コンビニエンスストアや飲食店などで日本人と外国人が働いているのを見かけるようになり、日々の暮らしの中でグローバル化の進展を実感します。市民も民間企業も行政も、こうしたグローバル社会の中で活動していかなければなりません。泉大津のまちがこれからも持続的に成長していくため、グローバル社会に対応していくための環境を整備してまいります。 今年度は、アジアナンバーワン英語教師に選ばれた講師が所属し、海外の有名大学へのグローバル進学や留学をサポートしている民間企業をパートナーに招聘し、2種類のグローバル人材育成事業を実施しています。令和2年度は、中学生・高校生が海外の大学生とグローバルチームを組み、教わるとは違う、共に創造していく学びを実践するなど、グローバル社会を生き抜く力を育む原体験プログラムイングリッシュキャンプや放課後インターナショナルを招致し、安価に、泉大津でグローバル体験ができる環境を整備するとともに、年齢や立場に関係なくグローバル化の潮流に触れ、学ぶことができる講座などを開催いたします。 また、昨年度から再始動させました友好都市グレーター・ジローン市にあるノースジローンセカンダリーカレッジとの中学生交流を引き続き実施し、海外の文化や生活に直接触れることで国際感覚を育成します。 加えて、昨年、本市に日本語学校が開校しました。これまで多くの自治体がまちの活性化のために学校を誘致してきました。それは、多くの若者が継続してまちに集まり、まちを活気づけ、教育だけではなく、防災や地域づくりなどで包括的にまちを活性化させる力があるからです。 開校から僅か数か月で日本語学校は地域コミュニティーと関わり、貢献することにも積極的な意欲を示され、様々な形の地域・多世代・国際交流が始まっています。令和2年度は、日本語学校とのさらなる連携・協働を通じて、外国人と日本人とが相互に理解を深め、グローバルな視点もまちづくりに生かしながら、共に発展していく地域づくりを目指します。 2点目、「学びあうひとづくり 彩りあるまちづくり」についてでございます。 21世紀から22世紀に向かっていく、現在はまさに明治維新以来150年ぶり、歴史の大きな転換期にあります。そんな予測不能な時代の主役として社会を生き抜くための多様な学びと可能性を引き出す取組を推進し、泉大津で教育を受けてよかった、子供が生まれたらここで教育を受けさせたいという循環をつくります。令和2年度の重点は、学ぶ環境を整えるです。 まず、夏の暑さ対策だけではなく、災害時の避難所としての使用を考慮し、小学校全8校の体育館にガスを熱源とする自家発電装置付エアコンを整備し、教育環境の向上とともに避難所としての機能も充実させます。 また、GIGAスクール構想の実現に向けた環境整備や児童・生徒1人1台端末整備に着手するとともに、個別最適化学習を充実させるため、公立中学校の1年生全員を対象に自学自習アプリを活用した家庭学習の充実と学力の向上に努めます。 さらに、新図書館移転整備については、令和3年7月オープンを目指し、整備工事に着手します。「すべての市民が新しい価値を創造する図書館」という基本コンセプトの下、閲覧できる本や座席数を現図書館から大幅に増やし、ゆっくりと本を読むことができる空間や、学生などが集中して勉強できるエリア、打合せなどで気軽に利用できるオープンスペースなど、多世代や多様な人材が集える新たなまちづくりの拠点となり得る図書館づくりを進めます。 加えて、中長期的な人材育成の観点から、これまで実施してきたブレインブースト読書教室に加えて、目で捉える力や見たものを脳で処理し体を動かす機能を高めるビジョントレーニングの研修会を実施します。 そして、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を契機に、本市のスポーツ活動の振興と活性化を図るため、スポーツに関する全国や国際規模の大会に出場する個人または団体に対し、奨励金を交付する制度を新設します。 3点目、「誰もがすこやかにいきいきと暮らせるまちづくり」についてでございます。 少子高齢化の加速、独り暮らし世帯の増加、人々の価値観やライフスタイルの多様化、こうした年齢構成や家族、地域の変化は、これまでの市民生活の安定、健康の確保のための制度が前提としてきた条件を大きく変えるものです。 国の健康医療戦略では、未病の考え方などが重要になると未病が位置づけられました。将来の自分のために日常生活の中で体の状態の改善・維持に主体的に取り組むことが重要で、すなわち自分の健康は自分で守るというセルフケアの推進の強化を掲げています。 本市で取り組んでいますあしゆびプロジェクトは、このような国の新たなコンセプトを実践しており、行政・大学などの研究機関・民間企業・医療関係機関との連携をなお一層推進し、健康寿命の延伸に取り組んでまいります。 初めに、あしゆびプロジェクトの各分野における取組についての周知・啓発としまして、幅広く市民を対象に健康教室やイベントなどで足指力測定を行い、足の健康の重要性を伝えてまいります。 また、高齢者の介護予防については、民間企業とも連携し多様な通いの場の創出に取り組むとともに、要介護などの原因となる転倒を予防し、生涯自分の足で歩ける体を維持するために、足指や体幹の機能強化を図る講座の開催、自主サークルへの運動指導士の派遣などを実施し、介護予防を推進します。就学前児童については、モデル園での成果として、保護者や関係者から、姿勢がよくなった、足が速くなった、体幹がしっかりして片足バランスが安定してきたなどの声が届いています。今後も、足指を使った遊びや体操を日々の保育で行いながら、マットを使ったバランス力や体幹力を高める運動指導を公立全園で進めるとともに、子供たちの身体能力向上のための環境整備に努めてまいります。 さらに、就学前教育・保育環境の充実のため、遊具の更新、トイレの改修工事など、就学前施設の環境整備を進めます。 加えて、児童虐待予防に向けた施策の充実を図るため、子供とその家庭、妊産婦を対象に、相談全般とより専門的な相談対応や必要な支援などを行う子ども家庭総合支援拠点を設置します。 そして、地域福祉の分野では、8050問題など複合化した生活課題に対応するため、市民生活応援窓口の支援内容の充実を図るとともに、関係機関が連携し、地域づくりを含めた包括的な支援体制の構築に取り組みます。 4点目、「安全で心やすらぐまちづくり」についてでございます。 最近の災害・異常気象から改めて思うこと、それは、今までの常識が通用しないことです。台風や豪雨はより頻繁に、より強力に、見たこともない進路や範囲で発生し、想像を上回る規模の被害をもたらすようになっています。これらの自然災害に対応するためには、これまで以上に自助、共助、公助が連携し、地域ぐるみで防災力の向上を図っていくことが重要です。 初めに、災害時の情報伝達については、防災行政無線や昨年10月から導入しましたLINEなども含めたSNSの利活用、FMいずみおおつとの連携など多種多様な手段を活用し、市民の皆さんに正確に情報が伝わるよう研究してまいります。 また、コミュニティーに根差した地域防災訓練などを継続的に実施することで、地域防災力のさらなる向上を目指します。 さらに、言語や聴覚に障害のある方や日本語を話せない方の通報などに対応するため、スマートフォンなどを利用して、緊急通報ができるNET119や多言語通訳サービスを導入します。 加えて、今後発生が懸念される大規模地震に備え、市内にあるため池周辺の被害想定区域調査を実施します。 そして、自然災害によって致命的な被害を負わないだけの強さと、被災後も地域活動や経済活動が可能な限り速やかに回復し、成長を持続できるだけのしなやかさを併せ持った地域・社会づくりを進めるため、国土強靱化について国・大阪府と連携しながら推進してまいります。 5点目、「コンパクトで居心地のよいまちづくり」についてでございます。 少子高齢化、人口減少が進み成熟期を迎えた現代において、引き続きあらゆる世代が安心で快適に生活できる環境を整備し、持続可能なまちづくりを目指します。 このような社会情勢を踏まえ、本市の課題解決に向けて、南海電気鉄道株式会社や他の民間企業との官民連携で整備している高架下広場が3月20日にオープンします。ここをさらに官民連携の場としてつなげ、市民共創の場としてうまく利活用していただくことを目指します。 また、まちが美しくあるために、美化意識の高揚を目的としたごみ拾いアプリ「ピリカ」を導入したことで、開始から1年5カ月たった1月末現在で参加者は延べ9,000人を超え、拾われたごみの個数が57万個以上となり、市民・民間企業の自主的な活動や継続的な清掃活動につながっています。引き続き、数値的な効果だけではなく、意識や行動が変化する、多面的に効果が派生するよう取組を進めてまいります。また、ごみ拾いイベントのスポーツGOMI拾い大会を通じて、海洋プラスチックごみ問題やポイ捨ての禁止など市民の環境問題に対する意識の醸成を図ります。 さらに、「身近な自然を大切にする、みどり豊かなまち」を目指すため、子供の誕生を祝して記念となる植樹を交付し、身近なみどりを育てることにより、みどりに対して愛着を持ってもらい緑化の推進を図ります。 加えて、今年度策定の公園整備マスタープランに基づき、穴師公園の特徴である樹林地を生かし、遊具エリアの大改修を行うとともに、市民会館等跡地における基本設計及び実施設計に着手します。 6点目、「誇れる・選ばれる・集えるまちづくり」についてでございます。 経済のグローバル化、慢性的な国内需要不足といった時代の変化に適切に対処し、活力に満ちたまちの実現を目指します。2025年に開催される大阪・関西万博では、最先端技術など世界の英知が結集し新たなアイデアを創造・発信、国内外からの投資拡大、交流活性化によるイノベーション創出、地域経済の活性化などが期待され、その相乗効果を発揮する取組を進めます。 初めに、シティプロモーションについてです。一昨年本市は、NHKドラマ「まんぷく」の舞台となりました。これを好機と捉え、ポスターの掲示、市役所での懸垂幕やパネル展の開催などの様々な広報活動を展開しました。また、私自らもNHKに訪問し、トップセールスを実施しました。放送初日にはホームページへのアクセス数が前日から約7,000件増え、全国の方に泉大津市を認知していただきました。また、自治体動画の再生回数は、1,000回未満が半数以上と言われる中、あの登美丘高校ダンス部のバブリーダンスを振りつけしたakaneさんが考案したあしゆびダンス動画は、初日だけで約1,500回、数日で6,000回再生されるなど、健康寿命日本一へチャレンジするまちとしての認知拡大を日々進めています。 また、市民の手続の負担軽減、事務処理のスピードアップを図るためのバーチャル市役所総合案内やRPAをはじめとした本市の業務改革の取組は、総務省モデル都市として、昨年度は内閣総理大臣の諮問機関である地方制度調査会の視察団が本市を訪れ、今年度は講演依頼・視察対応が合計22件、北は北海道から南は長崎県まで、全国の自治体関係者が本市を訪れています。 さらに、NHKワールドをはじめとしたテレビ、新聞、雑誌など多数のメディアに、幅広い分野で本市が頻繁に取り上げられている状況にあります。 加えて、泉大津フェニックスで行われた夏フェスでは6日間で10万500人、毛布まつりでは2日間で5,500人の来場者があり、市内外に魅力を発信してきました。令和2年度におきましても、さらに泉大津のブランディングに努め、魅力を発信することで交流人口の増加につなげ、活気あるまちづくりを推進します。 次に、多様化・複雑化する地域のニーズ・課題に対応するため、行政サービスをどう再構築し、地域の将来をどのように描くのかを考える必要があります。 このような社会情勢を踏まえ、市民会館等跡地や南海本線の高架下など市内の様々な場所で、多様な主体が集まり、連携しています。その中心となる課題は、市民1人1人の能力、技量、才能を伸ばすとともに、まちの可能性を最大限に引き出すこと。都市ブランドとしてのアビリティタウンの実現を目指し、市民にとって多様な選択肢を増やすべく、リビングラボの取組を推進します。リビングラボは、新技術を最大限に活用し、都市課題の解決や都市機能の効率化に生かそうとする、スマートシティを推進するための中核的な役割を果たすものです。大阪府もスマートシティの実現に向けて動き始めました。本市の取組は具体的な先行事例として推進してまいります。 さらに、地域にあるものの特色を生かしつつ、さらなる進化を目指して、駅前図書館内に移転予定の特産品直売所が、繊維のまち泉大津が誇る地場産業、民間企業のPR拠点となるよう、産業界とともに整備を進めます。 7点目、「健全な行財政と都市経営に基づく市民サービス」についてでございます。 徹底してムダ・ムリ・ムラをなくし、市民サービスの維持・向上を図る。このことにこれまでもこれからも全身全霊で取り組んでまいります。 この3年間で基金残高は、令和元年度2月末現在の見込みではありますが、55億5,609万円となり、約23億円の増加、そのうち財政調整基金残高も25億234万円となり、約13億円増える見通しであります。 また、ふるさと納税額についても、今年度は4億8,000万円の寄附が見込まれ、この3年間で3倍以上に増やすなど、歳出の抑制と歳入の確保に努めてまいりました。しかし、依然として本市の行財政運営は厳しいものがあります。 本市の一般行政部門の職員数は、人口や産業構造が近しい類似団体と比較して約3割少ない状況にあります。また、職員1人当たりの人件費は府内43市町村の中で2番目に低く、府内平均より年間1人当たり約100万円低い状況にあります。他市より圧倒的に限られた人員や財源の中で最大の効果を上げていかなければなりません。 加えて、地方自治体の職員数は平成6年をピークに減少傾向にあり、今後、生産年齢人口の減少により、さらに減少していくことが予想されます。一方で、少子高齢化の進展、多様な価値観を持つ人の増加、大きな自然災害の増加などにより、地方自治体の業務は複雑化・多様化していくと考えられます。このため、業務の効率化や人材育成の取り組みを推進し、市民サービスを維持・向上させることは待ったなしの課題です。 初めに、昨年から官民連携、市民共創で実証実験を実施しているバーチャル市役所総合案内を本格導入します。実証実験では、システム開発は民間企業と職員が、PR動画の製作は市民と職員が、また、より分かりやすく使いやすいものとするためのモニターテストなどは市民と民間企業と職員が、それぞれ連携・共創し改善を進め、既に、そこで出されたアイデアからこれまでなかった新しいサービスや価値も生まれました。これにより市民サービスの向上と業務の効率化の両立を図るとともに、行政サービスのデジタル化実現に向けた第一歩とします。引き続き、市民との丁寧なコミュニケーション、理屈だけで解決できない課題や新しい課題の解決策の検討など、人でしかできない業務により職員が注力できる、持続的に行政サービスが提供できる体制の構築を目指して、ICTの活用などによる業務の効率化を推進します。 また、生産年齢人口減少に伴う労働者不足に対応し、本市の行政組織を強靱で持続可能なものとするためには、性別や年齢、国籍などの違いを認め合い、それぞれの能力を活用するダイバーシティの推進が重要です。令和2年度は女性職員にフォーカスし、これまで以上に女性が働きやすく活躍できる組織づくりに向けて、有識者も含めたワーキンググループを設置し検討を行います。また、先般、ベトナム社会主義共和国バリア・ブンタウ省人民委員会とのトップ会談で、人材交流・活用に関する政策協議を行いました。令和2年度中に同省から職員派遣の受入れについて関係各所と調整してまいります。 最後に、市立病院についてです。 人口構造・社会構造が大きく変わる転換期を迎えた日本では、これを支える医療体制の構造転換も課題となっています。その中で、市民の生命と健康を守るための大改革に着手します。 国では、経営の効率化や再編・ネットワーク化などを求める公立病院改革と、将来の医療需要に即した医療提供体制を構築する地域医療構想が進められています。大阪府南部の泉州医療圏では、団塊世代の全員が75歳以上の後期高齢者となる2025年の必要病床数に対して急性期の病床が過剰である一方、回復期の病床が不足しており、病床機能の再編は急務となっています。また、2024年度からは医療従事者の時間外労働に対する上限規制が導入されることに伴い、一層困難になる医師の確保を見据えた機能の集約化も検討する必要があります。 一方、市立病院の経営につきましては、現在の病棟の建て替えに伴う多額の建設費用の負担や全国的な医師不足などの影響により、地方財政健全化法上の資金不足が生じている状況です。 このような状況を勘案し、市立病院の強みであり特徴である母子周産期医療と小児医療について、重複して担う近隣医療機関と統合・集約するとともに、他の医療機能についても整理し、より高度な医療を提供できるようにすることで、子供を安心して産み育てられる環境と市民の安心・安全につながる医療提供体制の構築を目指します。 この市民の生命と健康を守るための大改革の目的・内容については、分かりやすく丁寧な説明会を開催することで市民の皆さんの理解を深めてまいります。 また、令和2年度は、新泉大津市立病院整備に係ります基本設計を実施してまいります。 令和2年度当初予算案につきましては、一般会計302億9,311万円、対前年度比12%増、特別会計151億2,887万円、水道事業会計25億1,966万円、下水道事業会計53億7,182万円、病院事業会計69億7,683万円、全会計合計602億9,029万円、対前年度比8.4%増でございます。 以上が令和2年度に向けての私の市政運営の基本方針ですが、結びに当たりまして、市民の皆様に3つのお願いがあります。それは、挨拶、ごみ拾い、緑を増やす運動です。人と人のつながりを大切にする、まちをきれいにする、みどりを育むまちづくりを基本とし、市民の皆さん1人1人とともに小さなアクションを積み重ねていきたく思います。1人の力は、微力であっても無力ではありません。「一燈照隅 万燈照国」という言葉のように、1人1人が持つ力を信じています。自然との調和、お互いさま、おかげさま、利他の心など、日本が古来より紡いできた和の心を職員、市民の皆さんと大切に共有しながら、令和にふさわしい、共に楽しく明るいまちづくりを通じて、元気な泉大津の実現に向けて邁進する所存です。 市民の皆様並びに議員の皆様におかれましては、格段のご支援・ご協力を頂きますよう心からお願い申し上げまして、私の施政方針と令和2年度の取組及び当初予算案についての説明といたします。 令和2年2月25日、泉大津市長南出賢一。 どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(池辺貢三) 市長の施政方針は終わりました。 この際、お諮りいたします。予算大綱説明につきましては、令和2年度予算審査特別委員会において予算説明を行っていただくことといたしまして、本会議におきましては説明を省略させていただきたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって説明は省略することに決定いたしました。     ------------------------------ ○議長(池辺貢三) お諮りいたします。本日は以上をもって延会し、来る3月4日午前10時から再開いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     (「異議なし異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(池辺貢三) 異議なしと認めます。よって本日は以上で延会し、来る3月4日午前10時から再開することに決定いたしました。 本日はこれをもちまして延会いたします。 慎重ご審議ありがとうございました。     午後0時延会    会議録署名議員         泉大津市議会議長    池辺貢三         泉大津市議会議員    堀口陽一         泉大津市議会議員    林 哲二...